タスク管理
不具合管理の使い方
前提
参加者以上の権限が必要です。不具合管理は、管理員がプロジェクトの「機能スイッチ」で「不具合管理」をオンにすると使えます(画面のアドレスは /tasks/defect)。オフのときは、画面を開いても「この機能は使えません」と案内されます。
テストや運用で見つかった不具合を、起票・調査・修正・再テストを経てクローズするまで、1件ずつ追いかけるための種別です。TODOなどと同じ操作(一覧・ボード・コメント・変更履歴・ウォッチ・添付ファイル)がそのまま使えます。
基本の流れ
- 不具合を見つけた人が、一覧の「新規起票」から起票します(タイトルだけでも登録できます)。
- 再現手順・期待結果・実際の結果を書き、重要度と優先度を付けます。
- 担当者が原因を調べ、ステータスを「調査中」→「修正中」と進めます。
- 修正したら、修正内容・修正バージョン・修正完了日を記録し、「修正済み」にします。
- 確認する人が再テストし、「再テスト結果」に合格・不合格を記録します。合格なら「クローズ」にします。
ステータス
標準では、次の8つが用意されています。名前や数は管理員が変えられるため、プロジェクトによって違うことがあります。
| ステータス | 進捗率 | 意味 |
|---|---|---|
| 新規 | 0% | 不具合を起票した状態 |
| 調査中 | 20% | 再現確認・原因を調査中 |
| 修正中 | 40% | 修正を実施中 |
| 修正済み | 60% | 修正が終わり、再テスト待ち |
| 再テスト中 | 80% | 修正内容を確認中 |
| クローズ | 100% | 修正を確認し、対応が完了 |
| 対応しない | -2 | 再現しない・仕様どおり・重複などで対応しない |
| 保留 | -1 | 一時保留 |
「クローズ」と「対応しない」は、未解決の件数に数えません。「保留」は未解決に含まれます。
入力項目
編集画面は「基本情報」のあとに、次の4つのまとまりが並びます。
分類
| 項目 | 選択肢・意味 |
|---|---|
| 重要度 | 不具合そのものの影響の大きさ。致命的・重大・軽微・些細 |
| 優先度 | 対応を急ぐ度合い。緊急・高・中・低。重要度とは別に付けます |
| 不具合種別 | 機能不良・画面・表示・性能・セキュリティ・データ・互換性・環境依存・ドキュメント・その他 |
| 再現性 | 常に再現・時々再現・一度のみ・再現不可 |
発生状況
発見者・発見日・発生バージョン・発生環境(OS・ブラウザ・端末など)・再現手順・期待結果・実際の結果・影響範囲。
原因・対応
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 原因区分 | どの工程で混入したか。要件・仕様/設計/実装/テスト不足/環境・設定/データ/その他。振り返りに使います |
| 原因 | 原因の説明(自由記述) |
| 修正内容・修正バージョン | 何をどう直したか、どの版で直ったか |
| 修正工数見積/実績(時間) | 修正にかかる時間の見込みと実際。時間で入力します |
確認
修正完了日・確認日・再テスト結果(合格/不合格。まだのときは「未実施」)。不合格だったときは、ステータスを「修正中」などに戻して再対応します。
基本情報の「予定完了日」「計画人日」は、ほかの種別と同じです。実績人日は、タイムシートに入れた時間から自動で計算されます。
ポイント 再現手順・期待結果・実際の結果の3つを書いておくと、修正する人が状況をすぐ再現できます。画面のスクリーンショットは、詳細画面の添付ファイル欄に付けてください。
注意 不具合管理には「完了基準」の欄はありません。何をもってクローズとするかは、再テスト結果で記録します。
一覧で見る・絞り込む
一覧には「重要度」「優先度」の列があります(致命的・重大や、緊急は赤やオレンジで強調されます)。列フィルターで「致命」「緊急」などと入力して絞り込めます。ボードでは、ステータス・担当者・主管チーム・カテゴリなどで列を切り替えられます。ダウンロード(Excel/CSV)には、上記の不具合専用の項目もすべて含まれます。
ほかの機能との連携
- 関連タスク:修正のためのTODOや、原因となった変更管理を「関連」や「先行・後続」で結べます。
- タイムシート:不具合も、作業時間を入力できる種別に含まれます。
- ダッシュボード:不具合の品質が、マイダッシュボード・プロジェクトダッシュボード・PgMダッシュボードに出ます。未解決の重要度別の件数、週ごとの発生と解決、原因区分別の件数、長期未解決(14日以上)、再テストの不合格率などから、「危険・注意・良好」の判定を表示します。判定には、発見日と修正完了日が使われるので、入力しておいてください。
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