関連タスク機能の使い方(先行・後続・関連タスクの設定方法)
関連タスク機能の使い方
タスク(WBS・TODO・課題・リスク・不具合管理・変更管理・成果物・定例作業)には、「関連タスク」と「関連成果物」の設定欄があります。他のタスクとの前後関係や、関連のあるタスクを登録できます。
設定できる場所 設定(追加・削除)は、タスクの編集画面の下部で行います。詳細画面では、設定内容を見るだけです。新規起票の画面には欄がありません。一度起票してから、編集画面で設定してください。参加者以上の権限が必要です。
1. 追加区分
- 先行として追加:選んだ相手のタスクが終わってから、いま編集しているタスクに進む、という関係です。
- 後続として追加:いま編集しているタスクが終わってから、選んだ相手のタスクに進む、という関係です。
- 関連として追加:順番の決まりはなく、「関係のあるタスク」として結びつけるだけです。参考資料へのリンクのように使えます。
定例作業・成果物は、先行・後続の概念になじまないため、「関連として追加」だけが選べます。
2. 依存タイプ(先行・後続のとき)
先行・後続を選ぶと、依存タイプのプルダウンが出ます。次の4種類があり、既定は「完了してから開始(FS)」です。
| 依存タイプ | 意味 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 完了してから開始(FS) | 先行が完了したら、後続を開始する | もっとも一般的。設計が終わってから実装、など |
| 開始してから開始(SS) | 先行が始まったら、後続も始められる | 並行して進める作業 |
| 完了してから完了(FF) | 先行が完了したら、後続も完了できる | テストの完了は、実装の完了に合わせる、など |
| 開始してから完了(SF) | 先行が始まったら、後続を完了できる | めったに使いません(引き継ぎ作業など) |
3. ラグ日数
「ラグ:__営業日」の欄で、先行と後続の間隔を調整できます(土日・休日を除いた営業日)。「関連として追加」のときは、依存タイプもラグも表示されません。
- 正の数(例:+2):指定した営業日だけ、後ろにずらします。間を空けたいときに使います。
- 負の数(例:-2):前倒しします。作業を重ねて進めたいときに使います。
- 0(既定):ずらしません。
例(FSで、先行の完了予定が4月10日(金)の場合)
| ラグ | 後続の開始可能日 | 意味 |
|---|---|---|
| 0(既定) | 4月13日(月) | 先行完了の翌営業日から開始 |
| -1 | 4月10日(金) | 先行が完了する当日から開始できる |
| -3 | 4月8日(水) | 作業の重なりを許す |
4. 対象タスクの選び方
- 管理種類(WBS・TODO・課題・リスク・不具合管理・変更管理・定例作業)を選びます。成果物は、この欄の対象には出ません(下の「関連成果物」を使います)。
- 「対象を検索…」に文字を入れ、候補(番号とタイトル)から選びます。
- 追加区分を選びます。先行・後続のときは、依存タイプとラグも決めます。
- フォームの下に出る確認文を読み、意図どおりなら「追加」をクリックします。
確認文は、たとえば「『リリース判定資料』(開始予定:4/20 完了予定:4/25)が完了してから、#32を開始します。」のように表示されます。「#32」は、いま編集しているタスクの番号です。日付が未設定のときは「未設定」と出ます。管理種類や追加区分を変えると、対象の選択はリセットされます。
5. 追加できないとき(先行・後続のみ)
- 日程の矛盾:依存タイプの条件に対して、先行の予定日が後続の予定日より後になるときは追加できません。FSなら「先行の完了予定日が後続の開始予定日より後」です。同じ日は矛盾とみなしません。どちらかの日付が未設定なら、判定しません。
- 循環:追加すると、先行・後続の関係がぐるりと一周してしまう(A→B→…→A)ときは追加できません。
- 「既に追加されています。」:同じ相手が同じ形ですでに登録されています。
- 「自分自身は選択できません。」:いま編集しているタスク自身を選んでいます。
ポイント 開始予定日の項目を持つのはWBSだけです。TODO・課題・リスクなどは完了予定日(期限)だけなので、開始日を使う判定は日付なしとして扱われ、チェックされません。
6. 一覧に出る警告
先行・後続の一覧の上に、次のときは⚠の警告が出ます。注意喚起のためで、保存や状態変更は止めません。
- 先行タスクの予定日が、後続の予定日に対して遅すぎる(日程の矛盾)
- 後続タスクの予定日が、先行の予定日に対して早すぎる
- 先行タスクがまだ完了していない(「完了してから」の依存のみ。中止になった先行は対象外)
関連を設定したあとで、日程やステータスが変わると出ることがあります。警告が出たら、日程やステータスを見直してください。
7. 削除
編集画面で、各行の右端の「✕」を押すと、その関連付けが外れます(タスク自体は消えません)。「✕」は書き込み権限のある人にだけ表示されます。
8. 関連成果物
成果物以外のタスクの編集画面には、「関連タスク」の下に「関連成果物」の欄があります。タスクと成果物を結びつけるための専用の欄で、常に「関連」として登録されます(先行・後続・ラグはありません)。
- 「成果物を検索…」に文字を入れ、成果物を選びます。
- 「追加」をクリックします。外すときは「✕」です。
成果物の編集画面では、反対向きの設定ができます。成果物自身の「関連タスク」欄で、TODOなどのタスクを「関連」として結びつけます。どちらから結んでも、同じ関係として両方の画面に出ます。
9. WBSのスケジュール計算への反映
WBSの「スケジュール計算」は、WBS同士の先行・後続を、依存タイプとラグどおりに計算します。WBS以外(TODO・課題など)が先行のときは、依存タイプとラグにかかわらず、「先行の完了予定日の翌営業日」が後続WBSの開始日の下限になります。後続がWBS以外のときは、計算の対象になりません。
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