プロジェクト運営
外部連携を設定する(Slack・Teams・Webhook・読み取りAPI)
前提
そのプロジェクトの管理員だけが設定できます。機能スイッチの「外部連携(Slack・Teams・API)」をオンにすると、管理画面の「設定・マスター」に、「通知先(Slack・Teams)」と「APIトークン」の2つのメニューが現れます。スイッチがオフのあいだは、メニューも、下で説明するAPIも、使えません。
外部連携には、2つの使い方があります。
| 使い方 | 向き | 設定する場所 |
|---|---|---|
| 通知(Webhook) | CtoSから、SlackやTeamsなどへ知らせを送る | 通知先(Slack・Teams) |
| 読み取りAPI | 社内のツール(BIツールなど)から、CtoSの情報を読み取る | APIトークン |
どちらも、情報をCtoSの外へ出す機能です。送り先や、トークンを渡す相手は、社内のルールに沿って決めてください。
通知先を登録する
- 送り先のサービスで、Webhook URLを発行します。Slackなら「Incoming Webhook」、Teamsなら「ワークフロー」(またはコネクタ)のURLです。
- 管理画面の「設定・マスター」→「通知先(Slack・Teams)」→「作成」を開きます。
- 「名前」に、見分けやすい名前を入れます(例: 開発チームのSlack)。
- 「送り先の種類」を選びます(Slack/Microsoft Teams/汎用)。
- 「Webhook URL」に、発行したURLを貼り付けます。
- 「送るイベント」を、1つ以上チェックします。
- 保存したら、一覧の行の「テスト送信」を押して、届くことを確かめます。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 名前 | 一覧で見分けるための名前 |
| 送り先の種類 | SlackとTeamsには、文章だけの通知が届きます。「汎用(JSON+署名)」は、受け取る側のプログラム向けです |
| Webhook URL | 送り先のURL。https:// から始まる外部のURLだけが使えます |
| 署名用の秘密文字列 | 「汎用」のときだけ表示されます。入れると、本物の通知かどうか確かめられます(下の「汎用Webhookの受け取り方」) |
| 送るイベント | どんなときに送るか(下の表) |
| 有効 | オフにすると、送られません |
使えないURL https以外のURL、ユーザー名やパスワードを含むURL、443・8443以外のポート番号を指すURL、社内やローカルのアドレス(プライベートIP、localhost、.local、.internalなど)は登録できません。送るたびに、行き先のアドレスを確かめます。
送れるイベント
| イベント | 送られるとき |
|---|---|
| 毎朝のまとめ(期限超過・重大リスク・放置) | 毎朝9時に、期限超過タスクの件数、重大リスク、放置されている項目のまとめと、プロジェクトダッシュボードへのリンクが届きます。知らせることが何もない日は、送られません |
| タスクの起票 | 会員画面で、TODO・課題・リスク・変更・不具合・成果物・定例作業が起票されたとき。タイトル・担当者・詳細画面へのリンクが届きます |
| タスクの更新 | 会員画面で、タスクの内容が実際に変更されたとき。変更した人の名前と、詳細画面へのリンクが届きます |
起票・更新の通知は、会員画面での操作が対象です 管理画面からの編集や、WBSの操作では、通知は送られません。送りすぎが気になるときは、通知先ごとに「毎朝のまとめ」だけをチェックしてください。
失敗したときの動き
- 送信に失敗しても、起票や更新など、元の操作は止まりません。再送もしません。
- 一覧の「最後の送信」「直近のエラー」「連続失敗」の回数で、状況を確認できます。
- 連続して10回失敗すると、その通知先は自動的に「無効」になります。URLや送り先の設定を直したら、「有効」をオンに戻してください。
- Webhook URLを発行し直したときは、通知先の編集画面でURLを差し替えて、「テスト送信」で確かめます。
汎用Webhookの受け取り方
「汎用」の通知先には、JSONの本文が届きます。本文には、イベントの名前、プロジェクトID、通知の文章、補足のデータ(タスクの種別・ID・タイトルなど)、送信日時が含まれます。次のヘッダーも付きます。
- X-CtoS-Event: イベントの名前(例: task_created、task_updated、daily_digest、テスト送信は test)。
- X-CtoS-Signature: 「署名用の秘密文字列」を入れたときだけ付きます。「sha256=」に続けて、本文全体を秘密文字列で署名したHMAC-SHA256の値が入ります。受け取る側で同じ計算をして、一致すれば、CtoSからの通知です。
読み取りAPIを使う
読み取りAPIは、トークンを持つ外部のツールが、プロジェクトの情報を読むためのものです。書き込みはできません。
APIトークンを発行する
- 管理画面の「設定・マスター」→「APIトークン」→「作成」を開きます。
- 「名前」に、使い道が分かる名前を入れます(例: 社内BIツール)。
- 「動作する会員」を選びます。初期値は自分です。
- 必要なら「有効期限」を入れます。空なら無期限です。外部のツールに渡すトークンは、期限を決めておくと安全です。
- 保存すると、「トークンを発行しました。今コピーしてください」という通知が出ます。通知に表示されたトークン(ctos_ で始まる文字列)をコピーして、渡す相手に安全な方法で伝えます。
トークン本体は、この1回しか見られません CtoSには、トークンの元の文字列は保存されず、一覧に出るのは先頭の数文字だけです。コピーし忘れたときは、そのトークンを無効にして、新しく発行してください。トークンは、パスワードと同じように扱ってください。
「動作する会員」の範囲だけ読めます トークンは、選んだ会員として読み取ります。その会員が、そのプロジェクトで見られる範囲だけが対象です。その会員がプロジェクトを閲覧できなくなると、トークンは使えなくなります。会員を選ぶときは、必要な範囲だけを見られる人にしてください。
トークンを止めたいときは、一覧の「無効にする」を押します。そのトークンを使っているツールは、すぐに読み取れなくなります。一覧には、「最後の利用」と「有効期限」も出ます。使われていないトークンは、無効にして整理してください。
使い方
リクエストのヘッダーに「Authorization: Bearer トークン」を付けて、次のアドレスにGETで問い合わせます。結果はJSONで返ります。
| アドレス | 返すもの |
|---|---|
| /api/v1/me | トークンの会員と、プロジェクト |
| /api/v1/tasks/種別 | タスクの一覧。種別は todo/problem/risk/defect/change/product/routinework。機能がオフの種別は読めません |
| /api/v1/wbs | WBSの作業行(子を持たない行) |
| /api/v1/summary | 進捗率・期限超過・ヘルス判定など。プロジェクト管理員のトークンだけが読めます |
タスクの一覧には、次の条件を付けられます。
| 条件 | 意味 |
|---|---|
| assignee | 担当者の会員IDで絞り込む |
| open | trueにすると、完了(進捗率100)と中止(-2)以外だけ |
| updated_since | この日時以降に更新されたものだけ(例: 2026-10-01T00:00:00+09:00) |
| per_page/page | 1ページの件数(初期値50、最大100)と、ページ番号 |
回数の上限 1つのトークンあたり、1分間に60回までです。超えるとエラーが返ります。ツールの側で、取得の間隔を空けてください。認証できないとき(トークンの誤り・期限切れ・無効化)は401、外部連携がオフのプロジェクトや、閲覧できない会員のトークンは403が返ります。
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