CtoS
プロジェクト運営

プロジェクトダッシュボードの見かた(管理員向け)

前提

MyMenu の「プロジェクトダッシュボード」を開くと、「ダッシュボード」画面が表示されます。画面上部のタブのうち、「プロジェクトダッシュボード」タブが見えるのは、そのプロジェクトの管理員だけです。参加者には「マイダッシュボード」タブだけが表示されます。

このタブは、プロジェクト全体の状況を見て、手を打つべきかを判断するための画面です。表示される内容は、PgM担当の方が使う「PgMダッシュボード」と同じ集計を、このプロジェクト1件分だけ出したものです。

ポイント
WBSに予定開始日・期日と進捗を入れ、タスクに期限と担当を入れるほど、判定の精度が上がります。予定日が入っていない作業は、予定との差の計算に含まれません。

画面の構成(上から)

見出し何が分かるか
プロジェクトの状態(赤・黄・緑)プロジェクト全体のヘルス判定と、その理由です。右に最終更新日が出ます。
AI要約状況を文章でまとめる機能です。条件がそろったときだけ表示されます。「AI要約(プロジェクトの状況を、AIが文章にまとめる)」を参照してください。
主要な指標予定進捗・実績進捗・予定との差・期限超過・未解決リスク・未解決課題のカードです。
品質(不具合管理)不具合管理が有効なときだけ表示されます。
バーンダウン・ベロシティ残りの作業量の推移と、週ごとの完了件数です。
マイルストーン期日が近い、未達成のWBSの親項目です。
エスカレーション案件重大リスクと、期限を14日以上過ぎて放置されているものです。
判断待ち・変更管理・工数判断が止まっている変更申請と、工数の消化状況です。
リソース負荷担当者ごとの未完了・期限超過です。
本日の計画作業・タスク対応状況・定例作業対応状況・プロジェクトの統計プロジェクト全体の件数表です。数字をクリックすると、その一覧が開きます。

ヘルス判定(赤・黄・緑)

次のいずれかに当てはまると、判定が悪くなります。赤が1つでもあれば赤、赤がなく黄があれば黄、どちらもなければ緑です。当てはまった理由は、判定の下に箇条書きで出ます。

判定条件
赤予定より進捗が20ポイント以上遅れている/重大リスクがある/期限を14日以上過ぎたまま放置されているものがある/マイルストーンの達成が危うい(×)/計画の完了予定が、ベースラインより14日以上遅れている
黄予定より進捗が10ポイント以上遅れている/ベースラインより1日以上遅れている/期限超過のタスクがある/未解決のリスクや課題がある/14日以上更新がない(データが古い可能性)

数字(期限超過・未解決リスク・未解決課題)の横の「↑↓」は、約1週間前との増減です。増えたら赤、減ったら緑で表示します。比較できる記録が1週間分たまるまでは表示されません。

主要な指標の意味

指標意味
予定進捗予定の開始日〜期限に対して、今日までに進んでいるはずの割合です(日数で按分)
実績進捗ステータスの進捗率から出した、実際の進み具合です
予定との差実績進捗から予定進捗を引いた値です。マイナスは遅れを示します。予定日の入った、子を持たない作業だけで比べます

バーンダウン・ベロシティ

  • バーンダウンは、残りの作業量の推移です。計画人日が入っているときは「計画の残り(人日)」、ないときは「未完了のタスク(件)」で描きます。灰色の点線は、計画の終了日に向けた理想の減り方です。
  • ベロシティは、1週間に完了したタスクの件数です。直近の週ごとの棒と、平均が出ます。
  • 日次の記録が2日分たまるまでは、説明の文章だけが出ます。記録は、ダッシュボードを開いたときと、毎日の自動実行で貯まります。

マイルストーンとエスカレーション

  • マイルストーンは、期日を持つWBSの親項目のうち、未達成のものです。期日の早い順に最大3件出ます。「達成見込み」は、○=予定との差が5ポイント以内、△=20ポイント以内の遅れ、×=それ以上の遅れ、または期日超過です。
  • エスカレーション案件は、発生確率×影響度の高い未解決リスク(「重大リスク」。深刻度の数値つき)と、期限を14日以上過ぎて未完了のもの(TODO・課題・リスク・WBS・変更管理)です。上司や関係者へ相談する候補として見てください。

判断待ち・変更管理・工数

項目意味
変更申請変更管理の件数
判断待ちまだ承認・却下が決まっていない、未完了の変更申請の件数
最長の待ち日数判断待ちのうち、いちばん長く待っているものの日数
承認 / 却下判断が済んだ件数
工数消化(実績/予定)WBS・TODO・課題・リスク・変更・不具合の計画人日の合計に対する、タイムシートの実績人日の合計です。種別ごとの内訳は、数字にカーソルを合わせると表示されます

リソース負荷

TODO・課題・リスク・WBS・変更管理の担当者(個人指定)ごとに、未完了と期限超過の件数を出します。期限超過・未完了の多い順に、上位10人までです。未完了が15件以上、または期限超過が5件以上の人には「過負荷」と表示されます。担当者の偏りを見つけて、割り当てを見直すために使います。

品質(不具合管理)

不具合管理が有効なときだけ表示されます。「品質判定(不具合)」は次のとおりです。

  • 危険: 致命的な不具合が未解決です。
  • 注意: 重大な不具合が未解決/発生から14日以上の長期未解決がある/直近2週間で発生が解決を上回っている/再テストの不合格率が20%以上(再テスト済みが5件以上のとき)。
  • 良好: 上のどれにも当てはまりません。

あわせて、未解決件数・重要度別の件数・平均解決日数・週ごとの発生と解決の推移・原因区分別の件数が出ます。

活用のコツ

  1. 週の初めに、プロジェクトの状態と理由を確認します。
  2. 黄・赤の理由に挙がったタスクを、エスカレーション案件やタスク対応状況の数字から開いて、担当者と対応を決めます。
  3. 判断待ちの変更申請があれば、承認・却下を早めに決めます。
  4. リソース負荷で過負荷の人がいれば、担当を振り分け直します。
ポイント
週次レポートをメールで受け取ると、月曜の朝にこの画面の要点が届きます。「PgMダッシュボードと週次レポートの設定(管理員・PgM担当向け)」を参照してください。