業務マスター
承認ワークフローを運用する(管理員の役割)
前提
承認ワークフローは、変更管理と成果物で使えます。機能スイッチの「変更管理」「成果物」が、オンのプロジェクトで使えます。
承認の依頼は、参加者以上の権限がある会員が、詳細画面の「承認」欄から行います(操作は「承認を依頼する・承認する」を参照)。管理員向けの専用の設定画面はありません。承認者の順番は、依頼のたびに、依頼する人が決めます。この記事は、管理員が事前に整えておくことと、止まったときの対処を説明します。
| 決まり | 内容 |
|---|---|
| 承認者の人数 | 1依頼につき、1〜5人。順番に回ります |
| 承認者になれる人 | そのプロジェクトの会員(会員権限に登録されている人)。依頼者本人は、承認者にできません |
| 流れ | 1人目が承認すると、2人目に回ります。全員が承認すると、承認が完了します。途中で1人でも却下すると、そこで終わります(却下には理由が必要です) |
| 同時に進められる依頼 | 1つのタスクにつき1つだけ。終わった依頼は、履歴として残ります |
管理員が事前に整えること
- 「完了」のステータスの進捗率を100にする: 「設定・マスター」→「ステータス」の「変更」「成果物」のタブで、完了に当たるステータスの進捗率を100にします。承認の完了制限は、進捗率100のステータスを基準に働きます(下の「完了にできない制限」)。
- 承認者になる人を、会員として登録しておく: 「会員権限」で、承認者にしたい人が、プロジェクトに入っているかを確かめます。承認者に選べるのは、プロジェクトの会員だけです。
- 運用のルールを決める: 「どんな成果物・変更に、誰の承認を何番目に取るか」を、プロジェクトのルールとして決めて、メンバーに周知します(システムには、承認者の組み合わせを固定する機能はありません)。
TODOなどの「承認者」の欄とは別のものです TODO・課題・リスク・不具合などの編集画面にある「承認者」は、完了報告を確認する人を1人記録するだけの項目で、承認の依頼は発生しません。順番と状態を記録して承認を回すのは、変更管理・成果物の「承認」欄だけです。
承認の結果が、どこに反映されるか
| 場面 | 反映されるもの |
|---|---|
| 変更管理で、全員が承認した | 判定結果が「承認」になり、承認日が記録されます |
| 変更管理で、誰かが却下した | 判定結果が「却下」になり、却下の理由が記録されます |
| 成果物 | 判定結果の項目はなく、「承認」欄の履歴と、通知で結果が伝わります |
| 通知 | 承認の順番が来た人に依頼の通知、結果が出たときは依頼者に通知が届きます |
| PgMの判断待ち | 成果物の承認待ちも、PgMダッシュボードの「判断待ち」に数えられます |
「完了」にできない制限
変更管理と成果物では、承認の状態によって、ステータスを「完了」(進捗率100)にできません。
| 承認の状態 | 完了にできるか |
|---|---|
| 一度も依頼していない | できます(承認を使わない運用には影響しません) |
| 承認の依頼中(承認待ち) | できません |
| 最後の依頼が却下で終わった | できません。内容を直して、もう一度承認を依頼します |
| 承認が完了した | できます |
| 依頼を取り下げた | できます |
この制限は、会員画面の編集・一覧のインライン編集・カンバン・管理画面の編集のすべてに、同じように効きます。完了以外のステータスへの変更は、止めません。タスクの編集画面と、詳細画面の「承認」欄にも、注意書きが出ます。
「承認を依頼した」とたん、完了にできなくなります 依頼する前の「承認」欄にも、「依頼すると完了にできなくなる」旨の案内が出ます。管理員が、「完了にできない」という問い合わせを受けたときは、まず、そのタスクの承認の状態を確かめてください。
承認が止まったときの対処
承認者が、退職・異動・長期の不在などで、順番が止まったときは、依頼した本人か、プロジェクトの管理員が、次の操作をできます。
| 操作 | 内容 | できる人 |
|---|---|---|
| 「依頼を取り下げる」 | 進行中の依頼を、まるごと取り下げます。待っていた承認者の順番は、すべて飛ばされます。取り下げたあとは、完了にできます。必要なら、承認者を選び直して、もう一度依頼します | 依頼した本人、プロジェクトの管理員(サービス運営者も可) |
| 承認者を外す | 承認者を1人だけ、依頼から外します。各承認者の行の「この承認者を外す」を押します | 依頼した本人、プロジェクトの管理員(サービス運営者も可) |
承認を決めた(承認・却下した)承認者と、すでに外した承認者は、外せません。外したあとの流れは、次のとおりです。
| 外した人 | その後 |
|---|---|
| いま順番が来ている人 | 次の承認者に、順番が回ります |
| 順番待ちの人 | いまの順番はそのままです。その人は飛ばされます |
| 残りの承認者がいなくなった(承認済みの人がいる) | 承認が完了します(変更管理は、判定結果が「承認」になります) |
| 残りの承認者がいなくなった(誰も承認していない) | 依頼ごと取り下げになります。承認は完了しません |
承認を、管理員が代わりに決めることはできません 承認・却下ができるのは、いま順番が来ている承認者本人だけです。管理員でも、代わりに承認はできません。代わりの人に承認してほしいときは、承認者を外して、その人を承認者に入れた依頼を、あらためて出してもらってください。
外す前に確認してください 最後の1人を外して、承認が完了する場合があります(先に承認していた人がいるとき)。「まだ承認されていないのに、承認済みになった」と受け取られないよう、承認者の外し方は、関係者に伝えてから行ってください。
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