CtoS
システム活用法

Slack・Teamsに通知を流して見落としを減らす

この記事でわかること

システムを開く習慣がない人には、知らせが届きません。普段使っているチャットツールに、必要な知らせだけを流せば、見落としが減ります。本システムの外部連携は、Slack、Microsoft Teams、汎用のWebhookに通知を送ります。この記事では、設定の手順と、通知を「うるさくしない」運用を紹介します。

前提:プロジェクトの機能スイッチで「外部連携(Slack・Teams・API)」がオンであること。設定は、プロジェクト管理員が、管理画面で行います。

送れる通知

イベント内容タイミング
毎朝のまとめ期限超過のタスク数、重大リスク(件数と上位3件のタイトル)、14日を超えて放置されたものの件数、ダッシュボードのリンク毎朝9時。知らせることがない日(3つとも0件)は送らない
タスクの起票「【種類】起票: タイトル(担当: 名前)」と、詳細画面のリンクTODO・課題・リスク・不具合・変更・成果物・定例作業を起票したとき
タスクの更新「【種類】更新: タイトル(更新した人)」と、詳細画面のリンク上の種類を更新して、内容が変わったとき(WBSの作業は対象外)

設定の手順

  1. 通知を受けたいSlackのチャンネル、またはTeamsのチャネルで、Webhook用のURLを発行します。Slackは「Incoming Webhook」のURL、Teamsは「ワークフロー」または「コネクタ」のURLです。発行の操作は、各サービスの手順に従ってください。
  2. 管理画面の「通知先(Slack・Teams)」を開き、新規作成します。
  3. 「名前」(例:開発チームのSlack)、「送り先の種類」(Slack、Microsoft Teams、汎用)、「Webhook URL」を入れます。
  4. 「送るイベント」を選びます(複数選べます)。最初は、「毎朝のまとめ」だけにします。
  5. 「有効」をオンにして保存します。
  6. 一覧の行の「テスト送信」を押します。チャンネルに「【テスト】CtoS からの通知テストです」と届けば、成功です。
URLのきまり内容
https:// から始まるhttp は使えません
外部のURLだけ社内・ローカルのアドレスには送れません
ポート番号指定するなら、443か8443のみ

汎用(Webhook)の使い方

社内のシステムに受け取らせたいときは、「汎用(JSON+署名)」を選びます。通知は、JSONで送られます(イベント名、プロジェクトID、本文、データ、送信日時)。「署名用の秘密文字列」を入れると、送信のたびに、X-CtoS-Signature ヘッダ(sha256=本文のHMAC)が付きます。受け取る側で、本物の通知かどうかを確かめられます。

「うるさくしない」運用

やること理由
最初は「毎朝のまとめ」だけ1日1回なので、流れてしまわない。見るべき数字だけが届く
起票・更新は、専用のチャンネルへ全員のメインチャンネルに流すと、会話が埋もれる。「通知専用」のチャンネルを作る
通知先を、目的ごとに分ける例:管理員向けの「毎朝のまとめ」と、開発チーム向けの「起票・更新」
通知が来たら、システムで返信する通知には返信できない。コメントは、システム側で書く
役目を終えた通知先は、無効にするチーム解散や、チャンネル削除のあとに、失敗が続くため

うまく届かないとき

  • 一覧の「直近のエラー」と「連続失敗」の回数を見ます。
  • 連続で10回失敗すると、通知先は自動で無効になります。原因(URLの失効、チャンネルの削除など)を直し、「有効」をオンに戻してください。
  • 通知の送信が失敗しても、起票・更新の操作が止まることはありません。
  • URLを発行し直したときは、通知先の「Webhook URL」を差し替えます。

読み取り専用のAPI

同じ機能スイッチで、読み取り専用のAPI(/api/v1)も使えます。管理画面の「APIトークン」で、名前・動作する会員・有効期限を決めて、トークンを発行します。トークンは、その会員が見られる範囲だけを、読み取れます(書き込みはできません)。

パス返すもの
/api/v1/meトークンの会員とプロジェクト
/api/v1/tasks/種類TODO・課題などの一覧(担当、未完了、更新日時で絞り込める)
/api/v1/wbsWBSの作業行
/api/v1/summaryヘルス判定、進捗、期限超過など(管理員のトークンのみ)

トークンは、外部のツールごとに分けて発行し、有効期限を決めます。不要になったら、一覧の「無効にする」で止めます。トークンの文字列は、他人に見せたり、チャットに貼ったりしないでください。

まとめ

外部連携は、「見に行く」を「届く」に変える仕組みです。まず毎朝のまとめだけを専用チャンネルに流し、様子を見て、必要なら起票・更新を足す。この順番なら、通知疲れを起こさずに、見落としを減らせます。