カテゴリ・ステージの設計
記録が増えてくると、「設計工程で残っている課題はどれ?」「帳票に関する指摘だけ見たい」といった絞り込みが必要になります。本システムでは、管理員が管理機能ごとに分類とステージ(工程)のマスターを定義できます。この記事では、あとで役に立つ分類・ステージの決め方を紹介します。
分類とステージのちがい
ステージ(工程) | 分類 | |
|---|---|---|
表すもの | プロジェクトの「いつ」の話か | 「何について」の話か |
例 | 要件定義、設計、開発、テスト、移行 | 画面、帳票、データ、インフラ、業務ルール |
答えられる質問 | この工程を終えてよいか? | どの領域に問題が集中しているか? |
ステージで記録をそろえる
成果物・課題・TODOに同じステージを付けておくと、工程ごとの状況をまとめて確認できます。

設定例:システム導入プロジェクト
管理機能 | ステージ | 分類 |
|---|---|---|
課題 | 要件定義/設計/開発/テスト/移行 | 画面/帳票/データ/インフラ/業務ルール/体制 |
リスク | (全工程共通でも可) | スケジュール/コスト/品質/要員/外部要因 |
成果物 | 要件定義/設計/開発/テスト/移行 | 文書/プログラム/テスト結果/手順書 |
TODO | 要件定義/設計/開発/テスト/移行 | 会議/調整/資料作成/確認 |
設計のお作法
ステージ名は全機能で同じにする:課題では「設計」、成果物では「基本設計工程」のように名前がずれると、横断して見たときに分かりにくくなります。
分類は5〜8個に絞る:細かすぎると選ぶ人が迷い、「その他」ばかりになります。
「その他」を作る場合は見直す:「その他」が多くなったら、新しい分類を追加する合図です。
1件には1つだけ付ける:迷ったら「主な原因がある領域」で決めます。
活用例:工程の区切りの判断
確認すること | 見る画面 |
|---|---|
このステージの成果物はすべて完了したか | 成果物一覧をステージで絞り込む |
このステージの課題は残っていないか | 課題一覧をステージで絞り込み、未完了を確認 |
次のステージに持ち越す課題はどれか | 残った課題にコメントで持ち越し理由を書き、ステージを変更 |
まとめ
分類とステージは、記録を探しやすくするための「索引」です。プロジェクトの最初に決めて全員で同じものを使うことで、工程の区切りの判断や、問題が集中している領域の発見がしやすくなります。