WBS・スケジュール
スケジュール自動計算・負荷分析・休日カレンダー
前提
プロジェクトの参加者以上の権限と、「WBS」機能が有効であることが必要です。これらの画面へは、WBS一覧の上にある「管理者ツール」メニューから移れます。メニューの名前は管理者ツールですが、開いて確認するだけなら参加者も使えます。
先行・後続の依存関係を登録する
スケジュール計算は、作業どうしの順序を使います。順序は、タスク詳細画面の「関連タスク」で登録します。
- 管理種類と対象タスクを選びます。
- 「先行として追加」または「後続として追加」を選びます。
- 依存タイプとラグ(営業日)を選びます。
- 「追加」をクリックします。
依存タイプは4種類あります。画面には平易な文で表示されます。
| 依存タイプ | 意味 |
|---|---|
| 完了してから開始(FS) | 先行が完了してから、後続を開始します。もっとも基本の関係で、既定です |
| 開始してから開始(SS) | 先行が始まったら、後続も始められます |
| 完了してから完了(FF) | 先行が完了したら、後続も完了できます |
| 開始してから完了(SF) | 先行が始まったら、後続を完了できます |
ラグは、先行との間隔を営業日で指定します。正の数で間を空け、負の数で作業を重ねます(-365〜365)。
スケジュール計算(クリティカルパス)
「スケジュール計算」は、依存関係と各作業の所要日数から、最も早く開始・完了できる日付を計算して表示します。所要日数は計画人日を切り上げた日数です。関連タスクが1件も設定されていない作業は、計算の対象になりません。
| 列 | 意味 |
|---|---|
| タスク | 対象の作業。赤い行と「CP」は、クリティカルパスです |
| 所要日数 | 計画人日から算出した作業期間 |
| 現在 開始/完了 | いま登録されている予定日 |
| 計算 開始/完了 | 計算した最早の日付。青字は現在の予定とずれている行です |
| フロート | 遅れても全体に影響しない余裕の日数。0日の行が、遅れると全体が遅れるクリティカルパスです |
表の見出しは、スクロールしても上に固定されます。
操作の流れ
- 「スケジュール計算」を開きます。
- 「日数の数え方」で「稼働日(土日・休日を除外)」か「暦日」を選びます。
- 結果の表を確認します。ここまでは表示だけで、データは変わりません。
- 採用するときは、プロジェクト管理員が「計算結果を反映」をクリックします。
取り消せない操作:「計算結果を反映」を実行すると、各作業の予定開始日・予定完了日が上書きされ、元の値には戻せません。このボタンはプロジェクト管理員にだけ表示されます。必ず計算結果の表を確認してから実行してください。
ヒント:「サマリ項目の日付も配下から更新する」にチェックすると、親の行の予定日も配下に合わせて更新されます。まず配下だけを反映し、結果を見てから親を更新するほうが安全です。
注意:先行・後続が循環していると計算できません。ただし、循環する依存関係は登録時に自動で防がれます。詳しくは「WBSの管理者ツール(先行後続チェック・コメント・循環の防止)」を見てください。
負荷分析
「負荷分析」は、担当者ごとの作業量を期間ごとに集計し、許容を超える期間(過負荷)を色で示します。集計の対象は、予定開始日・予定完了日・担当者・計画人日がそろっている、子を持たないWBSの作業です。計画人日を、予定期間の稼働日に均等に割り振って合計します。
- 「日次」「週次」「月次」から期間の単位を選びます。
- 「日あたり稼働可能日数」(週次・月次では、週・月あたり)を選びます。
- 担当者ごとの期間別の負荷と、過負荷の内訳を確認します。
| 単位 | 選べる稼働可能日数 | 既定 |
|---|---|---|
| 日次 | 0.5/1/1.5/2 | 1 |
| 週次 | 3/4/5/6 | 5 |
| 月次 | 15/18/20/22 | 20 |
- 表は、最初の作業から最後の作業までの期間を、負荷のない期間も含めて連続して表示します。
- 左の「担当者」「計」の2列は、横にスクロールしても固定されます。見出しの行も上に固定されます。
- 表の下端の「合計」の行に、期間ごとの全体の合計と総計が出ます。
- セルの色:稼働可能日数の75%を超えると黄色、100%を超えると赤で「過負荷」になります。
- 表の下に、過負荷の期間ごとの内訳(どの作業が何日ぶんか)が出ます。
ヒント:過負荷が続く担当者がいれば、担当の付け替え、期日の分散、作業の分割を検討してください。担当者がチームで指定された作業は、個人の負荷として数えられません。個人まで割り当てると精度が上がります。
休日カレンダー
稼働日の計算から除く日を登録します。「スケジュール計算」の画面にある「休日カレンダーを編集」から開きます。
- 日付と名称(任意)を入力します。
- 追加します。不要になった休日は、一覧から削除します。
注意:休日カレンダーはプロジェクト全体で共有されます。年末年始や全社休業日など、プロジェクトとして稼働しない日を登録してください。土日は最初から非稼働として扱われるので、登録は不要です。
注意:休日を追加・削除しても、登録済みの予定日が自動で動くことはありません。必要に応じてスケジュール計算をやり直してください。
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