WBS・スケジュール
WBSを作る(階層と並び替え)
前提
プロジェクトの参加者以上の権限と、「WBS」機能が有効であることが必要です。閲覧だけの権限の場合は、追加・並び替え・編集はできません。
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトの作業を大きな単位から小さな単位へ分解して並べたものです。WBSの画面は、左の表と右の矢羽根(ガント)が1つになっています。
画面の構成
| 場所 | 内容 |
|---|---|
| 左の表 | #(表示順の通し番号)、タスク(階層)、担当者、ステータス、予定・実績の日付、タスクIDなど。「列表示設定」で表示する列を選べます |
| 右の矢羽根 | 各行の予定と実績を横棒で表示します。表示単位は日・週・月で切り替えます |
| 上部のボタン | リスト/ボードの切り替え、管理者ツール、ルート項目を追加、ベースライン、ごみ箱、列表示設定、全画面表示、ダウンロード(Excel・CSV) |
ヒント:#列の番号は画面の表示順に振られた通し番号です。会議で「12行目の作業が…」と指し示すのに使えます。項目を動かすと番号も振り直されるため、記録に残すときはタスクIDを使ってください。
項目を追加する
- 最上位に追加するときは、画面上部の「ルート項目を追加」をクリックします。
- 既存項目の下に追加するときは、その行にカーソルを合わせて、「+」(子項目を追加)をクリックします。
- タイトルを入力します(必須)。担当者・日付・工数は後からでも構いません。
- 保存します。
ステータスごとの列にカードを足したいときは、「WBSボードの使い方」の「+ カードを追加」が便利です。
入力項目
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 計画行 | オンにすると「計画行」になります。配下の作業をまとめ、予定期間と計画人日の上限を決める行です |
| タイトル | 作業名。必須です |
| 内容・対応状況 | 詳細説明と、現在の状況のメモ |
| カテゴリ・ステージ | 分類。一覧で絞り込みに使えます |
| 担当者・主管チーム | 担当者は会員またはプロジェクト体制図のチームを指定できます。主管チームは責任を持つ組織です |
| ステータス | 進捗の状態。未入力なら先頭のステータスが入ります |
| 予定開始日・予定完了日 | 計画上の期間。開始日は完了日以前にします |
| 計画人日 | 見積もりの工数。小数1桁まで入力できます |
| 実績開始日・実績完了日 | 実際の期間 |
| 実績人日 | 入力できません。タイムシートの合計から表示されます(「WBSの工数と一覧の読み方」を参照) |
計画行と、配下から集計される親行
- 計画行:自分で予定日と計画人日を入力します。配下の項目は、その予定期間を超えて日付を保存できません。計画人日が配下の合計より小さいときは、赤字で警告されます(保存はできます)。
- 子を持つ通常の行:最初の子を追加した時点で、ステータス・予定日・計画人日・実績が、配下からの自動集計の表示(灰色)に切り替わります。自分の入力値は消えます。
- 子を持たない行:自分で値を入力する、実際に作業する行です。
注意:作業のある行に子を追加すると、その行の予定日と計画人日は消えます。先に日付や工数を入れていた場合は、子に移してください。
階層と並び替え
各行の「⠿」をつかんで動かします。保存は確認なしで即座に行われます。
- 上下にドラッグ:同じ階層での並び替えです。
- 他の項目のタイトルに重ねてドロップ:その項目の子になります。
- ドラッグ中に右へ動かす(レベルダウン):直前の兄弟行の子になります。
- ドラッグ中に左へ動かす(レベルアップ):親と同じ階層に出ます。
- 行の「▸」:配下の開閉です。
注意:親を移動すると、配下の子孫もまとめて移動します。計画行の範囲を超える日付になる移動は、保存されません。
編集と削除
- タスク名のクリックで詳細画面が開きます。行の「✎」で編集画面に進みます。
- 一覧のセル(担当者・ステータス・日付・計画人日など)はクリックして、その場で書き換えられます。
- 行の「✕」で削除します。子項目がある行は削除できません。先に子項目を削除してください。
- 削除した項目は「ごみ箱」に入り、そこから復元できます。完全に消す操作と、複数行をまとめて削除する「一括管理」は、プロジェクト管理員だけが使えます。
行数が多いときの表示(グループを開くと読み込む)
WBSの行数が800行を超えると、画面が重くならないよう、先頭の約500行だけを先に表示します。残りは、折りたたまれたグループ(▸)として並び、▸を押したときに、そのグループの子の行を読み込みます。読み込み中は、▸が「…」に変わります。
- 画面の上に、「行数が多い(全◯行)ため、折りたたんだ◯個のグループは、▸を押したときに読み込みます」という案内が出ます。読み込むたびに、残りのグループの数が減ります。「すべて読み込む」で、残りを一度に読み込めます。
- 親行のステータス・日付・人日の集計、行の番号(#)、色は、読み込んでいない行も含めた全体から計算されます。折りたたんだままでも、正しい値が出ます。
- 列の絞り込みと、一括管理(管理員)を使うときは、対象を全行にするため、自動で、残りをすべて読み込みます。行が多いと、数十秒かかることがあります(案内の横に、残りのグループ数が出ます)。
- Excel・CSVへの書き出しは、絞り込みをしていなければ、読み込みの有無に関わらず、全行が出ます。
- 並び替え(ドラッグ)は、読み込んだ行の中で、これまでどおり使えます。読み込んでいないグループへ行を移すときは、保存の前に、そのグループの子を自動で読み込みます。
- 行数が800行以下のプロジェクトは、これまでどおり、全行を最初から表示します。
先行・後続の依存関係
作業どうしの順序は、タスク詳細画面の「関連タスク」で登録します。詳しくは「スケジュール自動計算・負荷分析・休日カレンダー」を見てください。
あわせて読みたい
- ガント表示と計画チェック
- WBSの工数と一覧の読み方
- WBSボードの使い方