CtoS
システム活用法

チャット・メッセージ・コミュニティ・コメントの使い分け

この記事でわかること

本システムには、メンバーとやり取りする手段がいくつもあります。リアルタイムのチャット、テーマごとに議論するコミュニティ、各項目に付けるコメント、そして「全員に知らせる」ためのニュースなどです。便利な反面、使い分けを決めておかないと、大事な話がチャットに流れて見つからなくなります。

プロジェクトの機能スイッチでは、チャットの機能名は「メッセージ」です。画面では「チャット」と表示されます。オンライン会員一覧の「メッセージ」ボタンや、会員の詳細画面の「この人にメッセージを送る」は、その人との新しいチャットを始めるボタンです。

連絡手段の選び方

手段特徴向いている話向いていない話
コメント課題やTODOなどの項目に残る。担当者・ウォッチしている人に通知されるその項目の対応状況、確認依頼、判断の理由項目と関係のない雑談
チャットメンバーやチームを選んで、個人・グループで会話。メンション、リアクション、ファイル添付(1メッセージに1件)、未読件数の表示急ぎの確認、ちょっとした相談あとで見返す必要がある決定事項
コミュニティテーマごとに投稿し、回答で議論する。「全員へのメンション」も使えるアイデア募集、ノウハウ共有、質問急ぎの連絡
ニュース管理員が発表する。公開日時やトップ固定を設定できる。ユーザコメントも付けられる全員に知らせたい決定事項・お知らせ個別の依頼
Slack・Teams(外部連携)管理員が設定した通知先に、毎朝のまとめや、タスクの起票・更新が届く見落としを減らしたい、システムを開かない人への知らせ会話・議論(返信はシステム側で行う)

いちばん大事なルール:「決まったことは記録に移す」

チャットで話がまとまったら、その結果を課題やTODOのコメント、またはWikiの決定事項に残します。チャットの記録は流れていくため、あとから探すのは大変です。

チャットでの結論移す先
「この不具合は来週のリリースで直すことになった」該当する不具合のコメント
「資料は金曜までに田中さんが作る」TODOとして起票
「今後、画面名はこの呼び方に統一する」Wikiの用語集・決定事項
「この変更は部長の承認をもらう」変更管理の「承認」欄で、承認を依頼する

チャットを使いやすくするコツ

  • オンラインメンバーを確認してから話しかける:「オンライン会員一覧」で、今いる人が分かります。急ぎの相談相手を選べます。
  • グループは目的ごとに作る:体制図のチーム(レベル)を選ぶと、そのチーム全員との会話になります。会話には名前を付けられます。
  • 全員に知らせるときだけ「全員へのメンション」:参加者全員に通知が届くので、乱用しないようにします。
  • 資料の受け渡しはファイル管理へ:あとで探す資料は、チャットに添付せず、ファイル管理に置きます。
  • コミュニティは「質問しやすい場」に:「初歩的な質問歓迎」などのテーマを作ると、個別の問い合わせが減ります。
  • ルールはWikiに書いて、最初に説明する:記事「プロジェクト開設の最初の1日でやること」のルールページに含めましょう。

通知との関係

チャットのメンションや、コミュニティの返信、項目へのコメントは、システム通知として届きます。ウォッチと通知の整理は、記事「ウォッチと通知の設計」を参照してください。なお、チャット自体の本文は、Slack・Teamsには流れません。外部連携で流れるのは、毎朝のまとめと、タスクの起票・更新です。

まとめ

やり取りは「流れてよいもの」と「残すべきもの」に分けて考えます。気軽な会話はチャットで、項目に関する話はコメントで、結論は必ず記録へ。このルールだけで、「言った・言わない」はぐっと減ります。