CTO

プロジェクト管理システムCtoSをリニューアルしました。

2018年4月に公開したシステム初バージョンから数えて、CtoSは大きな作り直しを迎えました。技術基盤の詳細は【システムリニューアルのお知らせ】をご覧ください。ここでは、初バージョンの記事に書いた「現場の需要」と「その解決策」が、今どうなったかを振り返ります。

このシステムは、作者の大学院卒業作品であるショッピングシステムをベースに更改したものです。IT系の会社で働くなかで見えてきた、プロジェクトによく出る課題を解決するために作られました。

  • TODOや課題などの台帳がたくさん存在する。都度探すことに非効率。
  • 同じ種類の台帳が複数存在し、更新負荷が高い。
  • Excelでの記載が自由度が高すぎて、フィルター漏れが起き、更新漏れが起きる。
  • 毎日、または定例的に遅延や未対応通知を行う必要があり、ファシリテーションの工数(費用)がかかる。
  • 課題やTODOなどのタスクが対応されたかを、たくさんの台帳を開いて集計しなければならない。
  • リスク管理が台帳化されても監視・更新されず、リスクの顕在化が余儀なくされてしまう。

この考え方は変えていません。変わったのは、実現の手段です。

需要 初バージョンでの解決策 現在
複数種類のタスク管理(探す工数の削減) カテゴリ作成、分類する機能 TODO・課題・リスク・変更管理・定例作業・成果物・WBSを同じ操作体系に統一。分類・ステータス・チームはプロジェクトごとに定義でき、キーワード検索と絞り込みで横断的に探せます。
集計不要、アラーム不要(費用削減) ダッシュボード(件数集計機能) プロジェクト全体・個人それぞれの統計画面を用意。担当タスクが更新された・コメントが付いたときは、システム通知が本人に届きます。
自分のタスクをまとめて見れる(対応漏れの防止) マイページ(各種課題の状態を表示させOneClickで開く) マイページで「新規・接近・遅延・期限未設定」を機能横断で集計。「✪本日のタスク」に印を付けたものは「本日の計画作業」にまとまります。
導入しやすい、ソフトインストール不要(スキル不足の緩和) PCについているIISを活用、ソースコードをペーストすれば使える クラウド上のSaaSとして提供。サーバーの用意もインストールも不要で、プロジェクトを作ればその日から使えます。
移植しやすい。使いやすいDB AccessをDBとして使用 PostgreSQLへ移行。ファイルはクラウドストレージに保存し、容量と同時利用の制約を解消しました。
ソースコードは比較的に簡単に変えられる VBScriptを採用。ASP環境で開発 PHP(Laravel)へ移行。広く使われている言語・フレームワークになり、改善を速く届けられるようになりました。
よく使われる各種管理機能。カスタマイズ工数不要 PMBOKベースで設計(課題、TODO、リスク、WBS管理機能) 上記に加えて変更管理・成果物・サーベイ・ファイル共有・コミュニティ・チャット・Wikiを標準搭載。使う機能はプロジェクト設定で選べます。
定常作業を自動作成し、日々の運営を回す 作業自動作成(事前にサイクルを設定) 定例作業マスターから、サーバー側の定期実行で直近分を自動生成。手動で期間を指定した一括生成もできます。

ツールもシステムも、現場フィードバックをもとに成長していくものです。ご使用の際に質問や迷い、期待などがありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。