CtoSはプロジェクト管理効率化のために有志者が開発したシステムです。
このシステムは誰でも、どのプロジェクトでも、どの組織でも無料で利用していただけます。
オーナーは長年IT業界で仕事に従事し、普段からコンテンツ管理、プロジェクト管理の役割を担当していました。
コンテンツ管理サイトならMediaWiki、プロジェクト管理ならRedmineやJiraなどを使っていました。
しかし、それぞれに不足点があり、いろいろな場面で制約をうけたり、工数をかけて対応しなければならなかったり、バタバタしてメンテナンスしていました。
一部例としては、
- MediaWiki
- 無限のカテゴリ構想設定ができない。
- 作成したページはどこに行ったか、よく見つからない。
- 登録ユーザの管理が難しい。
- ニュースや記事やQAなど、カテゴリを分けるとき手間がかかる。
- 投稿をベースにボトムアップ式のコンテンツ形成のため、コンテンツの集約にノウハウが必要。
- Redmine
- ソースコードをいじるにはRuby技術が必要、かつソースコードが煩雑でわかりにくい。
- サーバーに特定のインストールが複数必要。
- チケット項目のカスタマイズ、ワークフローの整理に複雑性があり、工数がかかる。
- 共通フィールドがミス操作しやすく、ほかのチケットに影響を与え、支障がでる。
- 日々の運用を維持するには、Redmineに熟知する担当者が必要であり、月うん十万のコストが発生。
- 社内ではサーバー導入の手続き、セキュリティ制限が必要、却下される場合もあり。
上記のような不便と戦う中、自分で作成し始めたのは本システムです。
最初は便利ツールとして作ったが、愛用者が増えることによって、口コミで社内外に広まりました。
使用者の要望を踏まえ、不具合の修正や機能の追加やセキュリティ安全性向上などを繰り返してきました。
気づいたら大きなシステムに進化してきました。
いろいろな機能がそろっているが、シンプルなシステムですので、ぜひ活用してみてください。
- ダウンロードは、ユーザ登録すればダウンロードリンクが見えます。
- クラウド版を使用する場合は、ユーザ登録した後、MyPage画面で直接申請できます。
代表的な機能は以下の通りです。 ※詳細一覧はトップページ ➡ システム概要 ➡ システム機能一覧をご参照ください。
- ユーザ登録、情報管理
- ファイルアップロード、ファイル管理
- トップページカスタマイズ
- 管理画面とフロント画面の融合
- サイトの一時停止設定
- メール送信
- 問合せ
- コンテンツマネジメント
- 無限のカテゴリ階層追加、フロント表示
- ユーザ投稿、ユーザが自分の投稿を管理
- 投稿審査、公開設定
- プロジェクト管理
- ステータス、分類、工程などのマスター設定
- 進捗(WBS)管理、課題管理、TODO管理、リスク管理、変更管理
- 共通機能
- サーベー機能
- 定例作業管理
- 社内メッセージ
- 掲示板、コミュニティ
- ニュース追加、公開(予定日設定可)
- FAQ
- サイト内検索
- セキュリティ仕様
- MD5でのパスワード管理(ハッキングされても再現されない技術)
- カテゴリに対するアクセス制限(管理者、ユーザ、ゲスト、特定ユーザ)
- Includeファイルへのアクセス不可
- DBのダウンロード不可
本システムは、複雑性を回避し、シンプル性を追求しています。そのため、汎用的に使われる項目をプリセットしておき、使用者は自分で時間をかけずに利用できるようになっています。
なぜVB+ASP+Accessを使用しているの?もっと高度な言語や、性能のよいDBがあるのに?と時々聞かれます。理由は以下です。
- VBScript:
- わかる人が多い。HTML、ExcelVBAさえ分ければ、ソースコードを読み解ける
- 不具合対応や、機能追加は、より多くの人ができる
- ASP:
- マイクロソフトのIISでそのまま使用できる
- JavaやPHPのような別ソフトを入れられる必要はない
- ACCESS:
- Officeについているので、余分のソフトインストール不要
- Windowsに対する最低性能要求がない
- ファイルを開いたらExcelのように内容確認できる
- 移行するときにファイルをコピーするだけ
- Officeとの親和性が高く、Excelに導出して分析することに簡単
本システムは、使用者のフィードバックを元に改善してまいります。利用時に発見した不具合や、要望があれば、ぜひお知らせください。
以上、よろしくお願いいたします。
リーダー:神崎
開発協力:佐藤、スミス、王、ほか 一同
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